青森県黒石市

古い家を解体して新築するので【想い出のモノ】を片付けて処分しました。

「古い家を取り壊して新築するので片付けたい。」以前にもご依頼をいただいた青森県黒石市の一軒家の片付けです。「いよいよ旧住宅を解体して新築する日程が決まったので残った家財を整理して引越したい」とご連絡をいただきました。この記事では青森市にお住いのご家族からの依頼で実家の片付けを手伝った案件についてご紹介させていただきます。片付け作業のほかに金属製品のリサイクル資源や建物の解体費用相場なども掲載しました。地元青森の業者がまとめた記事でございます。空き家の処分実家の片付けなどを進めている方の参考になれば幸いです。

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実家の間取りと片付ける事情

家の間取りは8LDK車庫がある大きな住宅です。2階の4部屋は以前にご依頼をいただき、作業は終わってます。今回は1階の居住スペース車庫の片付けです。居住スペースはキッチンとリビング、仏間に書斎、寝室に洗面及び収納(納戸)もあります。
この大きな住宅に高齢のご主人が一人で暮らしていましたが、近くに暮らすご家族と同居することが決まり、旧住宅を取り壊して新築住宅を建設する予定です。

休憩中の作業現場(人形)
休憩中の作業現場(イメージ)

家電製品とリサイクル

作業当日、家電製品についてはご主人と普段からお付き合いのある電気屋さんが対応しました。LEDの照明器具の取り外しや冷蔵庫・テレビなどの移転・設置・処分などは専門の電気屋さんが担当です。当然ですが処分する家電4品目には家電リサイクル料金がかかります。

家電リサイクル法とは?

特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

家電4品目の「正しい処分」早わかり!|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省 (meti.go.jp)

私たちがキッチンで鍋やプライパンなどをまとめている時にちょうど電気屋さんの作業と一緒になり、「キッチン用品の金属関係家電と一緒に引き取りたい」とご主人の了承を得て家電製品と一緒に電気屋さんのトラックに積み込みました。リサイクルに回すそうです。

以前に遺品整理を行った現場ではリフォームする大工さんがストーブなどの金物を引き取りしたこともありました。キッチン用品やストーブなどの金属関係のものはリサイクル(再生利用)することができます。

大きな鍋 不用品回収 青森
大きな鍋とガスコンロ 不用品回収 青森

リサイクル資源として再利用する

各家庭にはリサイクルできる鍋などの金属類が多くあります。次に多いのは雑誌や新聞などの古紙類です。さらに再利用できる古着なども多い時で45ℓのビニール袋で10個以上になることもよくあります。
また、建物を解体するときはボイラーやストーブ、ホームタンクなどの金属関係は解体業者が処分するので廃棄せず、残しておく場合がほとんどです。

リサイクルは、排出された廃棄物から資源を再度回収して利用すること。「再生利用」「資源再生」「再資源化」「再生資源化」などと訳される。廃棄物等の再生利用は、資源・エネルギー問題の深刻化に対応するための長期的な資源確保のための手段という観点と、本来処理されるべき廃棄物量の減少という2つの観点をもつ。 

リサイクル – Wikipedia

住宅の解体費用相場

やはり気になるのは料金です。古い空き家を処分する場合、【建物を解体して更地にしたほうが売れやすい】と聞いたことがあります。しかし、遺品整理空き家の処分建物の解体など初めてのことが多く、費用がいくら必要か見当もつかないことが多いのではないでしょうか?
以下に青森県の解体費用の相場を掲載しました。

延床面積40坪30坪20坪
木造住宅坪2.8~4.5万円坪3.1~4.8万円坪3.3~5.0万円
鉄骨造住宅(S造)坪3.3~7.0万円坪3.8~7.5万円坪4.3~8.0万円
鉄筋コンクリート造住宅(RC造)坪3.8~8.0万円坪4.3~8.5万円坪4.8~9.0万円
建物解体費用の相場

上記の通り、解体工事は建物の構造や坪数によって相場が違うことがポイントです。さらに、解体したい内容や立地条件、建物付近の道の広さといった環境状況で大幅に違ってきます。

では解体費用に含まれる料金とはどのようなものがあるのでしょうか?

解体費用の内訳(例)

基本的な料金
足場仮設工事・内装解体・屋根解体・重機解体・基礎部分撤去・作業員人件費

付帯する料金
残置物撤去費用・庭石や樹木の撤去・ブロック塀撤去・浄化槽撤去処分・車庫やカーポートの撤去・テラスや物置の撤去・重機運搬費・諸費用など

付帯する料金で注目したいのが残置物撤去費用です。聞きなれない言葉ですが、解体する住宅の中に日用品や衣類などの生活用品が残っていた場合、一般廃棄物として処分する費用のことです。

解体現場 作業例
解体現場 作業例

まとめ

今回の案件は新築に伴う解体工事のため、建築会社で解体業者の手配をしました。自分たちで解体業者を探す必要はありませんでしたが、もし空き家になった実家を処分するときは上記に記載した通り解体業者を手配したり、不動産を売却するなど相続とあわせて様々な手続きが必要です。

一般的に空き家を解体する前に日用品や衣類などはある程度、片付けてから不動産の手続きをしますが、諸事情により解体と併せて行うこともあるでしょう。その場合、故人やご家族が日常生活で使用していた【想い出のモノ】を片付けないままで解体と一緒に処分することにはためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方は家の片付けを業者に依頼することをお勧めいたします。地元青森には良心的な業者が多く、きっとお客様のご要望にお応えすることができるでしょう。

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