
モノにはすべて想いがあります
もらった時に大喜びした想い出の賞状。
キャラクター付きプラスチック製のカップ。
孫が遊びに来るたびに用意してくれた玩具。
モノと記憶がつながって懐かしさがこみ上げる。
家族でなければわからない、想い出の詰まったモノが実家にはたくさんある。
必死に育ててくれた親に感謝の気持ちを伝えたかった。
できることなら実家は自分で片付けたい・・・
親の家を片付ける
「幼い頃から生活してきた実家が空き家になり、片付ける時がいつか来る。」年老いた親の暮らしを想い、心配していたことが現実になったとき、どのように対処したらよいか戸惑い、悩むこともあるでしょう。
[親が高齢で介護施設に入所したので実家が空き家になった]
[気持ちの整理がついたので実家の遺品整理を始めたい]
上記のような事情で高齢の親が暮らしていた実家の片付けを予定している方も多いのではないでしょうか?
できることなら実家は「自分たちで片付けたい」と思うでしょう。しかし、離れて暮らしている今は[自身の家族や生活]もあり、すべてに対応することは難しいのが現状です。

実家の片付け|4つの作業内容
遺品整理や生前整理で実家を片付ける作業を自分たちが行うことで、[費用を抑える]ことができます。また大切なご家族の想い出のモノを丁寧に扱うことで故人に対して供養になると思います。時間に余裕のある方にはお勧めします。
実際にどのような作業を行うのか、代表的な4つの作業内容をご紹介させていただきます。


1.仕分けをする
まずは残しておくモノと処分するモノを分別します。
基本的に作業するスペースを確保するためにモノが少ないお部屋から始めましょう。空いたスペースに段ボールや処分品を仮置きすることができます。また比較的処分しやすい食器や衣類など日用品から片付けることをお勧めします。
貴重品などは[残す][処分する]で迷ってしまうので、後回しにします。アルバムなど思い出の詰まったモノもある程度、片付いてからの方がよいでしょう。特にアルバムはご家族の懐かしい思い出がよみがえり、作業の時間が止まってしまいます。
片付けやすいモノから先に作業して、わからないモノは作業が進んでから考えましょう。

2.不用品の分別
処分するモノを分別します。
リサイクルできるモノ、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみに分別します。
ごみの分別は自治体によって分別の仕方が異なりますので、各市町村のホームページなどで確認しましょう。
片付け作業の中でも一番時間がかかるのが処分するごみの分別です。各市町村のルールに従ってきちんと分別しましょう。
分別作業をすることによって、現金や株券、証券など大切なモノが見つかることもあります。
体験談
キッチンの床下収納の中に調味料と一緒に封筒に入った【大量の現金】が見つかった事例もありました。もちろんご依頼主にすぐ連絡をしてすべて引き渡しましたが、作業しているこちらがびっくりしてしまったことがありました。
特に女性の遺品整理ではタンスの奥やドレッサーの引き出しに、現金が入っている場合がよくありますので、できるかぎり丁寧に作業したいものです。

3.不用品の搬出
片付け作業が終わったら不用品を処分します。まだ使えるものは、リユース品として再利用することができます。小型家電など金属製品もリサイクルすることができます。
ゴミとして処分するモノが少量であれば、町内のごみ収集場所に出すこともできますが、処分するモノが大量にあったり、粗大ごみや廃家電など収集場所に出せないごみもあります。
処分するごみが大量にあった場合や、収集場所に出せないごみは、処理施設へ自己搬入することもできます。または、廃棄物処理業者に回収を依頼しましょう。(有料)
廃棄物とは?
廃棄物とは、不要になり廃棄の対象となった物および既に廃棄された無価物。
ウィキペディア

4.清掃作業
一通り作業が進むと次はお掃除です。家具や家電製品を移動すると、裏にはほこりがたくさんあります。まずは掃除機がけをしましょう。そのあとは洗剤などを使って拭き掃除です。長年暮らしたおうちは汚れがこびりついているので根気の必要な作業になります。
空き家を片付けた後、売却予定があったり賃貸案件であればできる限りきれいな状態にしたいものです。特に賃貸の物件は大家さんや不動産屋さんに立ち合いの上、確認していただくことになり、汚れがひどければ修復に費用が掛かります。
弊社では遺品整理や生前整理の片付けとセットで清掃作業も承ります。
詳しくはこちらをご覧ください。↓
清掃作業|ハウスクリーニング

遺品整理や生前整理の片付けを考えている方へ
少子高齢化社会や核家族化の現代で遺品整理や生前整理で親の家を片付けることは、時間的にも人手の面でも、ご家族の力だけでは支えきれないのが現状です。
「実際に実家の片付けを始めてみたが作業が大変で時間がかかり、できなかった」とご連絡をいただく方もよくいらっしゃいます。いざ手をつけると時間ばかりかかってしまい、途中で断念してしまうこともあるでしょう。そんな方は遺品整理や生前整理の片付けを業者に相談してみるのも選択肢の一つではないでしょうか?
お部屋を片付ける見積もりを業者に依頼する場合には、作業内容をどこまでお願いするか、ご家族でどこまで整理できるかをよく考えて、ご相談ください。片付け業者ではこの一連の流れをすべて行ってくれる業者もあります。片付け業者を選ぶ時、この記事を参考にしていただければ幸いです。

気になる片付け作業の料金
気になる実家の片付け(間取り別)の料金を下記に掲載いたしました。処分するモノが少ななかったり、買取品がある場合にはこちらから値引きさせていただきます。
お見積りは無料でございます。
故人の想い・家族の想い・人の想いをはこびます
【想いをはこぶ運送屋】ヒラカワウンソウ
遺品整理・生前整理・不用品回収・特殊清掃・実家の片付け・ゴミ屋敷の片付け
