秋田県鹿角市 史跡 尾去沢鉱山

遺品整理や生前整理の片付け業務を行っているヒラカワウンソウです。この記事では弊社で以前に行った秋田県鹿角市の長い間空き家だった住宅の片付け作業をご紹介させていただきます。年末にお見積もりをして春に着工した作業事例でございます。これから実家の片付けを予定されていらっしゃる方などご興味のある方はぜひ最後までお付き合いください。

秋田県鹿角市(かづのし)の空き家片付け

秋田県鹿角市の位置は?

秋田県鹿角市は北東北三県中央に位置する。(青森県と岩手県に接する県境の街)

鹿角市は、秋田県の北東端部に位置する市。青森県や岩手県と境を接する。古くは鹿角ではなく、「上津野」と表記していた。

 ウィキペディア

鹿角市の概要

鹿角市の魅力「大湯環状列石」(世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ)
ユネスコ無形文化遺産「大日堂舞楽」「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」
鹿角市の歴史鹿角市付近は古くからヒトの住んでいた地域であり、縄文時代に作られた大湯環状列石も残る
1972年に3町1村(花輪町・十和田町・尾去沢町・八幡平村)の合併により発足した自治体である
当時は面積が秋田県で最大であった
鹿角市の人口密度総人口29088人・世帯数10978世帯
人口密度38.8人/k㎡「令和2年国勢調査」(総務省)より
秋田県鹿角市の概要

そんな世界遺産の街[鹿角市]で空き家の片付けを行いました

秋田県観光案内
秋田県観光案内

長い間空き家だった古い住宅の中はまるでタイムスリップしたようだった

実際に見積もりに伺って住宅内を拝見すると家財道具がそのままの状態で残ってあり、壁にかけてあるカレンダーが10年以上前の物だった。まるでタイムスリップしたような感覚を覚える。

  • 長い間空き家だった古い住宅
  • 家財が当時のままの状態で残っている
  • 壁に掛けてあるカレンダーが10年以上前の日付
  • 昨日まで普通に暮らしていたようだった
日付の止まったカレンダー
日付の止まったカレンダー

※お見積書を提出し後日、正式にご依頼をいただきました。

古い住宅の遺品整理の片付け作業は3日間で終了する

片付ける前の住宅
片付ける前の住宅

遺品整理の片付け作業はまずは住宅の1階から始める

  • まずは居間にあるサイドボードやカラーボックスに入っている小物を分別する
    • 収納ケースの引き出しには電気やガス料金のはがきがまとめてある
    • 座卓には新聞や爪切り・ホチキスなどの日用品が箱に入れてある
    • テレビ台にはテレビとビデオデッキがあり、VHSのビデオテープがある
    • 壁には電話番号を書いた紙やカレンダーが張ってある
  • 次に寝室を片付ける
    • 押入れの上段には寝具が入っている
    • 押入れの下段には段ボール箱に入ったふとん乾燥機や古い食器などがある
    • 頂きもののタオルケットやシーツなどが箱に入ったままで保管してある
  • キッチンに進む
    • キッチンに進むと古い住宅なので備え付けの収納は少ない
    • 収納スペースが少ない分食器棚が2つある
    • その食器棚には茶碗や箸などの和食の物が多い
  • 納戸、トイレ、玄関を片付ける
    • 約4畳ほどの納戸があり、小さめの整理ダンスが4台並べてある
    • 整理ダンスの中はほとんどが衣類である(かなり古い)

住宅の1階部分が終わり引き続き2階を片付ける(2階へ上る階段は急勾配だった)

  • 2階の1部屋は寝具だけがあり、ゲストルーム(予備室)のようだ
    • 押入れには布団などの他に段ボールに入った食器がある
  • 1番日当たりの良い部屋は乾燥し壁紙などがはがれている
    • 窓枠にはカメムシの死骸がある
  • 子供部屋にかなり使い込んだ木製の机がある
    • 机は年季が入っていて兄弟・親戚などかなり使いまわしている様子
    • 本棚にはたくさんの本や辞典がある
    • 押入れにあるダンボール箱には古いノートや教材など入っている

住宅の片付けは一通り終わり外回りを片付ける

  • ベランダの下のスペースには煙突やトタンなどがある
ベランダ下にある煙突などの廃棄物
ベランダ下にある煙突などの廃棄物

窓ガラスが割れて荒れた状態の物置を片付ける

  • 少し離れた場所にある物置はガラス窓が割れて雑草が入り込み荒れた状態である
物が散乱し荒れた状態の物置
物が散乱し荒れた状態の物置
きれいに片づけた物置
きれいに片づけた物置

※作業は分別に2日間かかり、廃棄物の搬出を別日に行ったので計3日間で終了しました。
(廃棄物は地元の一般廃棄物処理業者を依頼する)

秋田県鹿角市での遺品整理作業のまとめ

今回ご紹介した鹿角市の空き家片付け作業は天候にも恵まれ3日間で無事終了しました。お見積もりの時からカレンダーが当時のままの日付だったり、今ではほとんど見ないVHSビデオテープなどがあったりして古い時代を感じさせるものがたくさんありました。その中でも急勾配の階段を上がった2階の子供部屋にあった使い込んだ学習机がなぜか特に印象に残った案件でした。

古いビデオデッキとVHSテープ
古いビデオデッキとVHSテープ

空き家になった住宅を活用する

この記事でご紹介したように実家が空き家になって処分する方も多いのではないでしょうか?

通常であれば古い住宅は解体し更地にして売りに出すのが一般的な流れですが、住宅の片付けや解体の費用がかなり掛かります。また土地の広さや立地条件にもよりますが必ず売れるとは限りません。

できることなら古い住宅でもリノベーションや空き家バンクなどを利用して土地と建物を有効に活用したいものです。

空き家バンク制度は、日本の地方公共団体や民間企業が、地域内にある空き家の流通・活用促進を目的として、土地家屋の所有者から集めた情報をウェブサイトなどで公開し、購入・居住希望者に提供する制度。 地方公共団体が設置する空き家バンクは、国土交通省の調べによると2022年6月時点で日本の約7割の地方公共団体に導入されている。

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