処分するタンス

青森で遺品整理や生前整理・不用品回収等の業務を行っているヒラカワウンソウです。
この記事では先日作業した遺品整理の片付けでタンスを処分した作業事例をもとに大型の家財を処分するや方法家電製品の処分方法を簡単にまとめてみました。
これから遺品整理や生前整理の片付けなどをお考えの方は是非参考になさってください。  

遺品整理でタンスを処分する

今回ご紹介する案件は青森市のお客様からご依頼をいただいた遺品整理の片付けです。
「タンスを処分して部屋を片付けたい」と連絡をいただき、スタッフ2名で作業をさせていただきました。
日程を調整し、お客様の住宅へ伺うと処分するタンスの中に衣類などが入っている状態でしたので、中身をすべて取り出し貴重品などが入っていないかを確認しながらの作業でした。
仕分け作業に時間がかかりましたが、2時間程で終わりました。ありがとうございました。

タンスの片づけ
処分に困るタンス

大きな家財を処分する方法

遺品整理や生前整理でお部屋を片付ける時、ご家族やご親戚だけで行うこともあるでしょう。
その場合は今回ご紹介した案件のようにタンスだけ業者に依頼する方もいらっしゃいます。
また1~10までを業者にすべてを任せて依頼することもあると思います。
※親族だけでお部屋を片付ける時は衣類や日用品など小さい物は比較的処分しやすいと思いますが、タンスなどの大きな家財を処分することは非常に困難です。

遺品整理のやり方はいろいろあります。
以下に簡単にまとめてみました。

3つの方法

  1. 家族や知人、親戚など集まって片付ける
  2. ある程度は家族で片付けるが大型の家具や家電製品は業者に依頼する
  3. すべての片付けを業者に依頼する

大きく分けると上記の3つになると思います。

解説

①の場合は人が多くいるのでトラックなどを準備して処分する物を廃棄物処理施設まで運べば費用を最小限に抑えることができます。
ただし、慣れない作業をすることになるのでそれなりのリスクもあります。

②の場合は日用品やタンスの中身などの小さい物を自分たちで分別して処分します。
その後で大型家具と家電製品などを専門業者に依頼します。①より費用は掛かりますが、全体的に費用を抑えることができます。

③の場合は時間的に早く行うことができ安心ですが、3つの方法の中で最も費用が掛かります。
片付ける時間のない方や遠方にお住いの方にはお勧めです。

処分に困る大型の家電製品

上記で部屋を片付ける3つの方法を記載しましたが、遺品整理の片付けを自分たちで行う場合、タンスなどの大型家具の他に処分に困るのは冷蔵庫や洗濯機などの大型の家電製品です。
特に400ℓ以上の大型冷蔵庫は80㎏~100㎏程度あるので運び出すのは大変な作業になります。
なれない作業で腰を痛めたり、建物の床や壁を傷つけたりするリスクもあります。

また、家電4品目(エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビ)は家電リサイクル法で処分方法が決められています。
よって手続き方法や持込場所も限られますので事前に確認しましょう。

家電リサイクル法とは?

一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶式、有機EL式、プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

経済産業省 関連ページ

大型家電を処分する

家電製品を処分する時の方法

  1. 自分たちで指定場所へ持ち込む
    郵便局にある振込用紙(家電リサイクル券)を使ってリサイクル料金を支払えば、全国にある指定取引場所へ直接持ち込んで処分することもできます。
    製造メーカーによってリサイクル料金が異なりますので、メーカーを確認しましょう。
    [メリット:費用を抑えることができます」
  2. 購入した電器店・家電量販店へ引取を依頼する
    [家電リサイクル費用の他に収集・運搬料金が別途必要]※収集・運搬料金は販売店者ごとに異なります。[遺品整理では購入した店舗がわからないこともある]
  3. 廃家電の収集運搬許可業者に回収を依頼する
    [家電リサイクル費用の他に収集・運搬費用が別途必要]※収集・運搬料金は回収業者ごとに異なります。[家電以外の家具など廃棄する物も合わせて依頼可能]
  4. 年式の新しい家電は再利用する(目安として製造年が7年以内)
    [友人・知人・ご近所などに譲る][リサイクルショップに買取ってもらう][遺品整理業者(古物商許可業者)に買取ってもらう]
    ※再利用することで家電リサイクル料金がかからず、処分費用が不要です。
処分する大型冷蔵庫
処分する大型冷蔵庫

遺品のタンスを片付ける まとめ

この記事では青森市内で実際に作業した遺品整理でタンスを処分した案件をもとに大型家具の処分方法や大型家電の処分方法などをご紹介させていたできました。

ご紹介した案件の依頼者様は作業内容と料金にご満足されたようで[使用してない古い冷蔵庫の処分]も追加で依頼していただきました。
さらに後日、「まだ処分したいものがあるので依頼したい」とご連絡をいただき、回収させていただきました。大変ありがたく感謝申し上げます。

遺品整理や生前整理は片付けを依頼される方は【1部屋ずつ行う方】【大きな物だけ依頼される方】【すべてを依頼される方】など片付ける方法はいろいろあります。
当社では遺品整理や不用品回収はお客様のご要望に合わせて柔軟に対応させていただきます。
お気軽にご相談くださいませ!

参考記事

一般的に「不用品を処分すること」は「ごみを捨てること」と考える方が多いと思います。しかし、資源として再利用できるモノや新しいモノ、まだ使えるモノなどをきちんと分別して、リユースやリサイクルすることによって、限られた資源を大切にすることができます。

大きな家具や家電などの不用品を処分する方法を掲載しました。片付けや終活のご参考になさってください。
  •  家を一軒丸ごと片付けたい
  • 1部屋だけ片付けたい
  • タンスだけを処分したい

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