供養のイメージ

この記事では先日作業を行った青森市新田地区での遺品整理の内容をご紹介させていただきます。家の片付け位牌などの供養も承った作業事例でございます。遺品や仏具の供養などで悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?この記事がそんな方々の参考になれば幸いです。ぜひ最後まで読んでいってください。

青森市新田地区の遺品整理

青森市新田地区にお住いのお客様からの連絡です。「遺品を整理して部屋を片付けたいので見積もりをしていただきたい」弊社のホームページをご覧になってお電話をいただきました。

新田地区とは?
青森市以外にお住まいの方はあまり聞きなれない地名だと思いますが、新田(にった)と読みます。青森市の北部に位置し、フェリーふ頭が近くにある海沿いの地域で約700世帯があります。近くには大型スーパーやドラッグストア、コンビニなどがあり、隣接する沖舘地区と同様に閑静な住宅地域でございます。そんな新田地区にて遺品整理の片付け作業を行いました。

夕暮れの海と大きな船
夕暮れの海と大きな船

遺品整理を依頼する特殊な状況

早速お見積もりに伺ったところ、大きな敷地に車庫や物置があり、住宅部分の間取りは8Kです。そのうち現在使用している1部屋を除き、残りの7K分を片付ける作業のご依頼です。
詳しくお話を聞くとこの大きな住宅は依頼者様の祖父の家になります。つまり、依頼者はお孫さんに当たる方です。現在この住宅の1部屋だけを使用して一人で暮らしているあまり例のない特殊な状況でございます。

お孫さんからのご依頼

依頼者様のお話によると、現在ご家族は遠くにお住まいで青森には住んでないとのこと。お孫さんに当たる依頼者様が祖父の住宅を処分して、そのあとご家族のもとに帰る予定です。

しばらくの間、空き家だった祖父の家に暮らして片付けなどの後始末をしてます。最初はご自身で片付けをしていましたが、あまりにも物量が多く、ネットで業者を探して弊社にご依頼をいただきました。

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大きな家の遺品整理

今回作業する案件の間取りは8Kでお部屋のほかに収納物置などもある大きなおうちです。それぞれの部屋には家具や家電のほかに、段ボールや雑誌などが積み重なっていて、片付けるモノが多くあります。階段下の収納や押し入れの中もモノがびっしりと詰まってました。10年以上もそのまま放置されていたこともあり、作業にはかなり時間がかかりそうでした。

モノが詰まった押入れ
モノがびっしり詰まった押入れ

まずは玄関先の廊下から初めて次に寝室、居間と進み1階から作業を行い、ある程度片付いた後に2階へ進みました。やはり物置や押し入れにあるモノを仕分けするのにかなりの時間がかかりましたが、遺品整理の作業は無事に終了しました。

また、追加の作業として[故人が生前使用していた車の処分][開かずの金庫の対応]も承りました。詳しい内容については後日紹介させていただきます。ありがとうございました。

処分に困る位牌と遺影

見積もり時にお部屋を拝見したところ、仏壇はないのですが祭壇に[遺影と位牌]がありました。供養などをどうするのかお聞きしたところ、「どうすればよいのかわからないため困っています。どのように供養したらよいですか?」とご相談を受けました。

位牌などの供養は宗派によって違います。一般的に位牌の処分は形を残さない【お焚き上げ】か、形を残す【永代供養】の2種類あります。「まずはご家族とご親戚に相談して、菩提寺に連絡してみてはいかがでしょうか」とアドバイスさせていただきました。

菩提寺(ぼだいじ)とは?

菩提寺とは、代々その寺の宗旨に帰依して、位牌を納めてある寺。菩提所とも呼ばれる。ここでいう菩提とは「死後の冥福」を指し、菩提を弔う寺院という意味である。例えば、徳川家の寛永寺や増上寺が有名。古代・中世では一般的に氏寺と呼ばれていた。 香華院は、仏前に香や花を供える役割を担う寺院のこと。香華寺や香華所とも呼ばれる。 

 ウィキペディア

お焚き上げ(おたきあげ)のご依頼

故人が生前使用し想いのこもった遺品を供養するために行う儀式が【お焚き上げ】です。お焚き上げは、一般的に位牌や遺影、仏具や人形などを供養する方法であり、宗教的にも認められていて、日本全国で行われています。

今回の案件では処分に困った[位牌と遺影]をどうするか、ご依頼者様がいろいろなところに相談したようです。菩提寺とは長い間付き合いがなく、寺院以外で供養をしてほしいと依頼を受け、弊社と以前よりお付き合いのある【お焚き上げ事業】を取り扱っている会社様に依頼して対応させていただきました。

お焚き上げ イメージ
お焚き上げ イメージ

仏壇仏具の供養

以前、お電話にて問い合わせを受け付けました。
神棚は供養してもらえますか?」
仏壇の供養はいくらかかりますか?」

このような内容でお問い合わせをいただくことがよくあります。供養は故人が生前お付き合いのある神社や寺院にご相談することをお勧めいたします。費用については宗派や方法で異なります。以下に実際にかかる費用の参考例を記載しました。

仏壇の魂抜き費用一例(仏像の閉眼供養)

僧侶を自宅に招いて供養していただく方法(閉眼法要) 20,000円のお布施
仏壇屋さんに引き取ってもらう方法(※仏像がある場合) 30,000円の引き取り供養料
※お寺の考え方によっては仏壇のみの場合には、魂抜きや閉眼法要が不要な場合があります。

魂抜きとは、お坊さんにお経をあげていただき、仏壇やお墓に宿った魂を抜いくための供養です。

供養は、サンスクリット語のプージャーまたはpūjanāの訳で、仏、菩薩、諸天などに香、華、燈明、飲食などの供物を真心から捧げること。 日本の民間信仰では、死者・祖先に対する追善供養のことを特に供養ということが多い。これから派生して、仏教と関係なく、死者への弔いという意味で広く供養と呼ぶこともある。

ウィキペディア

まとめ

今回は大きな住宅の遺品整理の事例をもとに、位牌や遺影のお焚き上げ仏壇の供養の方法などをまとめてみました。 遺品整理を業務として行っていると仏壇の処分や神棚の処分を引き受けることがよくあります。宗教や宗派によって違いはありますが、依頼者様のご要望にお応えできるよう、最適な方法で対応させていただきます。

また、事情があって宗派を問わずに供養したい方は弊社のお付き合いのある神社お焚き上げを事業として取り扱っている会社へ依頼してお焚き上げを行います。お気軽にご相談ください。

仏像と空(供養)
仏像と空(供養)

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