孤独死(孤立死)現場の遺品整理や残置物撤去、特殊清掃などの費用はだれが払うのか?簡単にまとめた記事

青森で遺品整理や生前整理の片付け作業を行っているヒラカワウンソウです。この記事では賃貸物件で亡くなられた方のお部屋を片付けた作業事例をもとに【孤独死現場の遺品整理や残置物撤去、特殊清掃による原状回復作業の費用はだれが行うのか?】簡単にまとめてみました。ご興味のある方はぜひ最後まで読んでいってください。

青森市内の孤独死現場

まず孤独死とはどういう内容でしょうか?

孤独死とは主に一人暮らしの者が誰にも看取られることなく、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指す。特に重篤化しても助けを呼べずに死亡している状況を表す。関連する言葉として、公的に用いられる孤立死や、単に独居者が住居内で亡くなっている状況を指す独居死などがある。孤立死と呼ぶこともある。

ウィキペディア

今回ご紹介する青森市内の片付け作業は一人暮らしの高齢者がお部屋の中で亡くなった案件です。上記のウィキペディアの表現で表すと[単に独居者が住居内で亡くなっている状況を指す独居死(孤立死)]でした。幸いに発見が早くお部屋の中もさほど汚れていない状態です。

孤独死現場の様子
孤独死現場の様子

孤独死現場の作業名は残置物撤去

【残置物撤去作業(ざんちぶつてっきょさぎょう)】と聞くと一般的には聞きなれない言葉だと思います。不動産関係者や解体業者、遺品整理業者などで使用する専門用語の一つです。【残留物】という言い方をされる業者さんもあります。

残置物とはどんなもの?

不動産の売却で通常は売主が家財などの動産を処分して買主に引き渡しますが、事情があって家財などの動産が残っていることもあります。その家財などが残置物です。

残置物を片付けるのはどんなとき?

残置物撤去という言葉は空き家になっている物件や夜逃げした物件、居住者が死亡した物件などでよく使用する言葉です。

残置物は何があるの?

孤独死現場の残置物は部屋にある家具や家電と故人が生前使用していた日用品などの生活用品を含むものです。
空き家や夜逃げの場合は日用品などはあまりありません。

今回の現場は畳の新調や壁紙の交換などリフォームを行う予定です。よって除菌消毒と残置物を撤去するご依頼です。清掃作業と消臭作業は不要でした。

[参考記事:青森県五所川原市で遺品整理の片付け作業|お部屋の中で亡くなった悲しい案件

孤独死 残置物 キッチン 日用品
孤独死 残置物 キッチン 日用品

孤独死現場の費用はだれが支払う?

一般的にアパート(賃貸住宅)や借家などに暮らすときは保証人をつけます。
保証人は借主が家賃を滞納したり、物件を汚損したなどで費用を支払えない時は借主に代わって返済する義務を負います。
賃貸契約時は大家さんの負担を減らすために保証人または連帯保証人を求められます。
また、保証人より連帯保証人の方が重い責任を負うことになります。
ただし、親族に保証人になってくれる人がいない場合は保証会社を利用することが一般的です。

保証人はどんな時に必要か?

アパートなどの賃貸物件に入居する時や資金を借入するときなど必要となるのが保証人です。

保証人とは、一般には保証債務を負う人をいう。ただし、担保を提供している人をいう場合もある。また、身元保証における保証人をいうこともある。 日本の民法について以下では、条数のみ記載する。

ウィキペディア

保証人の責務は?

前述の通り、保証人は入居者が家賃を払えない時や賠償責任をとれない時に代わりに責任を負います。
では一人暮らしの方が死亡したときは保証人はどのような責務を負うのでしょうか?

保証人の責務(賃貸契約)

  • 家財や日用品などの遺品を整理して運び出す
  • 未払いの家賃や公共料金があれば支払う
  • 状況によって原状回復する

孤独死現場の原状回復を行うのは誰?

もし一人暮らしの方が死亡したときは上記の責務をだれが果たすのでしょうか?

  1. 本人(本人が加入する保険会社)
  2. 保証人(連帯保証人)
  3. 遺族(相続人)相続を放棄すれば義務はない
  4. 大家さん(大家さんが加入している保証会社)

※契約の内容や状況によって異なる


※今回の孤独死現場の原状回復費用(片付け作業及びリフォーム工事)はアパートの大家さんが加入していた賃貸住宅の損害保険で費用を賄うことになりました。

孤独死と関連する特殊清掃

孤独死と大きく関わるのが特殊清掃です。賃貸物件の契約を解除して引き渡すときは原状回復するのが常識です。発見が遅れ特殊清掃を依頼しないと原状回復することができない場合もあります。

特殊清掃ってなに?

特殊清掃とは孤独死(孤立死・独居死)のようにお部屋の中で亡くなり発見が遅れた現場や自殺・事件・事故など住宅内で死亡した現場を清掃・除菌・消臭し原状回復をする特別な清掃を特殊清掃(特別清掃)と言います。

特殊清掃では一般的な清掃(ハウスクリーニング)で取り切れない汚れやにおいをとって原状回復することが主な内容です。現場は害虫が発生し、異臭が漂い、汚染されていることが多く、原状回復は過酷な作業です。

特殊清掃の現場事例

  • 孤独死で発見が遅れた現場
  • 自殺や事件、事故などの現場
  • ゴミ屋敷(片付け後の消臭作業)
  • 火災(ボヤ)・水害などの復旧現場
  • 多頭飼育現場
  • 飲食店など什器類の油汚れ清掃
  • 感染症の発生現場の除染等

今回ご紹介した孤独死の案件は発見が早かったので遺体の腐敗や腐乱が進んでいない状態でした。
また、季節的にも冬場なので気温が低いことも不幸中の幸いでした。

孤独死現場の様子
孤独死現場の様子

まとめ(孤独死に対応した保険)

上記でご紹介した青森市の孤独死現場は家賃債務保証業登録業者様からのご依頼でした。
故人はこちらのアパートに入居するときに不動産会社さんを通して賃貸住宅総合保険に加入していました。さらにアパートの大家さんも孤独死に対応した保険に加入されています。結果的に大家さんで加入している孤独死に対応した保険で残置物撤去費用を補うことができた案件です。

最近では賃貸住宅に居住するときに住宅総合保険に加入されていらっしゃる方が多いようです。
また、賃貸住宅の大家さんも金銭的損失リスクを回避するため、孤独死に対応した保険の加入を検討する方が増えてきています。手ごろな掛け金で加入でき、万が一の時には費用負担などが軽減されて非常に助かります。

まずは孤独死しないように心がけ万が一の時のために事前に保険に入りましょう。

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