家族の想い

青森県で遺品整理や生前整理、不用品回収など片付け・運搬業務を行っているヒラカワウンソウです。

様々な事情で家族がそれぞれ遠い地域で暮らしていると実家で日々を過ごしている年老いた親のことが心配になるのは当然のことです。以前はお正月やお盆、ゴールデンウィークなど年に2~3回は帰省して様子をうかがうこともできましたが、現在の国内の状況ではなかなか気軽に帰省できないのが現実です。年々老いていく様子を感じながら、電話を掛けるとごく普通に対応していますが、実際に暮らしている部屋の状態や普段の行動など、とても気になるところです。できることなら[一緒に暮らして面倒を見たい]と考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では離れて暮らすご家族が青森で暮らしている親と一緒に暮らすため、生前整理と不用品の処分を弊社で行った作業事例をもとに、遺品整理や生前整理、引越し等で不用品を処分するときの作業の流れをご紹介させていただきます。ぜひ最後まで読んでいってください。

生前整理の片付けと不用品の処分で10%値引きしました

青森からかなり遠くにお住いのご家族からのご依頼です。「青森で暮らす親を呼び寄せ、同居するので部屋のモノを片付けてほしい」とご連絡をいただきました。

さっそくお見積もりに伺ったところ、3Kの間取りのお部屋にはタンスや食器棚、仏壇にベット、テーブル、ストーブ、冷蔵庫、洗濯機などたくさんのモノがありました。家財の量は比較的多い方です。さらに玄関の外には自転車やお花もたくさんある状態です。

お話をお聞きすると部屋の家財をほとんど処分して、必要なモノだけ持って引越しする予定です。また、家具や衣類、雑貨など知人に譲るモノも多くあります。期間にかなり余裕があり、生前整理の作業料金から10%の値引きをさせていただきました。

お見積書を提出し、金額に納得いただきその場でご依頼をいただきました。後日、日程を調整して作業する予定です。

空き家のキッチン
親の家を片付ける

生前整理と片付けの作業予定

今回の案件は生前整理の片付けと不用品の処分です。必要なモノと不要なモノを分別し、必要なモノをダンボールに詰めて不要なモノを処分する作業です。また友人や知人に譲りたいモノも合わせて作業するので時間がかなり必要です。

生前整理の片付けをご高齢のお客様が立ち会って作業をするため、引越日の1週間前から予定を組み、少人数で対応し1日の作業時間を長くしないように工夫しました。

親の部屋を片付ける作業当日

一日目は日用品を置いてない予備的なお部屋から片付けを始めて予定通りに1部屋と玄関の外回りのスペースを終了しました。不用品として処分するゴミは分別したあと、すぐにトラックに積み込むことができたので作業は順調に進みました。このペースだと計画通りに作業できると確信し、トラックに積んだ処分するゴミを青森市の清掃工場に運び込み初日の作業は終了です。

予想以上に遅れた生前整理の片付け作業

順調に進むと思われた生前整理の片付けでしたが、やはり普段生活しているお部屋の片付けに進んでいくと分別や仕分けの作業に手間取り、予想以上に時間を費やし、2日目以降は徐々に作業が遅れました。引っ越しする日までには生前整理の片付けをすべて終わらせる必要があるため、他の業務や人手を調整して何とか予定日には生前整理の片付けをすべて終了することができました。ありがとうございました。

片付けた部屋
片付けた部屋

おわりに

わが国では少子高齢化による核家族化が進み、親だけが暮らす世帯が増えています。親が遠くに住んでいると、いざというときに家族として駆けつけることは容易ではありません。できることなら同居をするか近くで暮らしてほしいと考えている方も多いのではないでしょうか?

最近では都会で暮らす子供が田舎に住む親を自分の近くに呼び寄せる[親の呼び寄せ]が増えているそうです。実際に親と同居するか親が近くに住んでいると安心して暮らすことができます。

この記事ではそんな方からご依頼を受けて実際に作業した事例をもとに、不用品を処分するときの作業の流れについてまとめてみました。遺品整理や生前整理、引っ越しなどを検討されている方の参考にしていただければ幸いです。

遺品整理 孤立
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