実家の片付け 生前整理

青森県青森市で遺品整理、生前整理、不用品回収などの業務を行っているヒラカワウンソウです。

年老いた親の病気(認知症)

離れて暮らす年老いた親に認知証の症状が少しずつ表れて、気が付いたときにはかなり進行していた。
こんな経験をした方も多いのではないでしょうか?

この記事では青森市で実際に作業した生前整理の片付けをご紹介させていただきます。
一人で暮らす高齢者が認知症で施設に入所するために6DKの住宅を片付ける作業です。

最近は施設に入所する方が多く、片付けに困っていらっしゃる方からのご相談も多くいただきます。
この記事がこれから実家の片付けや遺品整理・生前整理をする方の参考になれば幸いです。ぜひ最後まで読んでいってください。

青森市大野地区で生前整理の片付け作業

今回作業した場所は青森市の大野地区です。こちらの地域は青森市内の中心部から見て南西に位置し、青森駅から徒歩で20分ほどの住宅街です。近くには小学校や中学校などの教育施設や、スーパー・コンビニ・病院なども複数あります。そのため子育て世代や高齢者が暮らすには大変便利な地域です。また最近では東大野や西大野と区画整理がされて造成地にはたくさんの一般住宅が立ち並んでいます。
そんな住みよい街【青森市大野地区】で生前整理の片付けを行いました。

現在、大字大野は、おおむね大野郵便局付近から国道7号青森環状バイパス付近までの区域である。この地域のほとんどは住宅地である。 北は浪館前田・金沢・旭町、東は緑・東大野、南は細越・荒川、西は大字浪館字泉川・大字安田・大字細越・西大野に接する。また、その北方に、旭町をはさみ、北側にあるJR青森信号場の敷地の西半分が大字大野字長島あるいは北片岡となっており、大字大野の飛び地である。

ウィキペディア
マイホーム 住宅
マイホーム 住宅

6DKの一軒家を片付ける事情(認知症)

今回の案件は一軒家【6DKの一階部分】の片付け作業(生前整理)です。依頼者は近くに暮らすご家族からのご依頼です。

この家のご主人は87歳の男性です。6DKの一軒家に一人で暮らしていたのですが、春先に認知症で病院に入院したそうです。
その後、施設へ入所する予定でしたが、施設に空きがなく、申し込みはしたものの、現在待機中とのことです。このまま施設が決まらなければ、いったん自宅に戻り介護を受けながら、暮らすこともあるので、一通りの生活用品を残して不用品を処分し、清掃してほしいとのご依頼です。

認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。

認知症|こころの病気を知る – 厚生労働省

最近では少子高齢化や核家族化の進展等で家族のあり方が変化しています。
上記の案件のように一人暮らしの高齢者が施設に入所することによって空き家になることも多いようです。
新しい家だと建物付きで売却することも可能ですが、古い建物であれば解体処分も必要になるでしょう。

このようなケースでは本人が家を売るつもりがなければ売却の手続きをすることができず、空き家のまま放置されます。
近くに管理していただけるご家族等がいらっしゃるのであれば安心ですが、そのような方が近くにいない場合は困ってしまいます。

全国的に空き家の問題は深刻なようで「空家等対策の推進に関する特別措置法」(通称:空家等対策特別措置法)が平成26年11月に成立しました。

空家等対策の推進に関する特別措置法は、日本の法律。空き家の持ち主について市区町村に固定資産税の納税記録を照会して特定して立ち入り調査権限をすることを認め、倒壊の恐れがある等の「特定空き家」については撤去や修繕を命じ、行政代執行を可能にすることを規定している。

ウィキペディア

一人暮らしの高齢者宅にて生前整理の作業内容

実際に作業をしてみると長年にわたりおひとりで暮らしていたようで、部屋の中にかなりのホコリがたまってある状態です。
不用と思われる古新聞やチラシ類、空き缶や空き瓶、賞味期限が切れた調味料などが多くあり、一通り分別して廃棄しました。
そしてご家族の要望通り、テレビやタンス、カラーボックスなど処分せずに拭き掃除をして衣類や生活用品などと一緒に残しました。

古くても手放すことができないマイホーム

以前、離れて暮らすご家族がご本人に

「この家を売って一緒に暮らさないか?」と提案したところ

「苦労して建てた家だからこの家で暮らしたい」とおっしゃっていたそうです。

やはり家を建てることは一生に何度もあることではありません。
しかも高額な支払いになるため、必死に働いて建てた家だと思います。
また家族の想い出がたくさん詰まった場所でもあります。
長年暮らした自分の家から離れたくない気持ちはよくわかります。

長年暮らした家の清掃作業

片付け作業が終わった後で引き続き清掃作業も施しました。
まずは物を減らした後に部屋全体のホコリをとります。
基本通りに上からしてにホコリを落として掃除機がけを行いました。
次に部屋全体の拭き掃除を行い、特に汚れがひどいところはスチームクリーナーなどを使用して作業します。
一通り清掃作業をしたのですが、古い住宅なので壁や床など経年劣化による汚れはあまり落ちませんでした。
それでも片付けを行う前と比べるとホコリもなく非常にきれいになったと思います。

後日談

後日、遠くにお住いの親類の方が訪問した際、「部屋が片付いて、とてもきれいになった」と喜んでいたそうです。

ご依頼者様も上機嫌で、「今回は取り急ぎ1階部分の片付け作業だったけど次は2階部分の作業もしてもらいたい」と言っていただき、後日作業を行うことになりました。
数ある業者の中からヒラカワウンソウを選んでいただき感謝いたします。ありがとうございました。

清掃 洗剤 ハウスクリーニング
清掃 洗剤 ハウスクリーニング

生前整理の作業まとめ

認知症になった親

日々の生活の中で少しずづ年老いていく親が認知症などの病気になったとき、離れて暮らすご家族はどのように対処したらよいのか迷うこともあるでしょう。
できれば時々お部屋を訪問し、変化に気付くことが大事だと思います。

「親の家を片付ける」
「特定の部屋を片付けたい」
そんな方はまずはお電話でご相談ください。
面倒な片付け作業をすべてお任せください。
青森県内対応いたします。

故人の想い・家族の想い・人の想いをはこびます
【想いをはこぶ運送屋】ヒラカワウンソウ
遺品整理・生前整理・不用品回収・清掃サービス・特殊清掃・ゴミ屋敷の片付け

青森市で遺品整理をお探しならヒラカワウンソウへ

病院 治療 車椅子
病院 治療 車椅子